伊賀崎に御座います。ニンニンニン、ニャンニャンニャン、忍者の日とか猫の日らしいですね。
毎度いきなりご無礼をば伊賀崎に御座います。
本日は2月22日は『に』が3つ並ぶことで、ニンニンニン、ニャンニャンニャン、忍者の日とか猫の日らしいですね。
折角なので、なかなかしない私伊賀崎の自己紹介なぞ少々…
私は今でこそ、徳川隠密隊の伊賀崎道順!などと名乗っておりますが、実はそこまで徳川様とご縁があったわけでなく、伊賀の楯岡村に住み、北畠氏や六角氏にお仕えしておりました。
だからとて徳川様には、伊賀者がこうしていられるご恩には報いとう御座いますし、正成殿の先見の明にはほとほと感服しております。
ただ、時代でいけば徳川様より松平様の方が馴染み深く、保長様と近い時代を過ごしておりました。
今思えば、当時は今で言う忍者として確立された形や在り方とは微妙に違った感じが致しますな…。
違うと申したところでやってる事はそこまで大差なく諜報活動、破壊工作、陽動から撹乱と正にといった感じで御座いますが、時代が時代の所為か、はたまた私の性分なのでしょうか?より実戦的な事が多かった気がします。
私の口上にもあるように「城攻め火攻めを得意とし」…
一晩で城を落とす!などと言った仕事も請負申した。
まぁ正確には敵兵に扮して火を放ち、散々混乱させて、攻め落とすきっかけを作ったにすぎませんが、おかけで『化生の者』だの『伊賀崎入れば城が落つ』だの持ち上げられ申した。
そんな訳で、私も皆様に何か忍術をお見せ出来ればと常々思っておりますが、変装術は正成殿が達者ですから残るは『城攻め』か『火攻め』か…
どちらもお城や家屋の中でご披露するわけにもいかず、せめて鍛錬中の秘蔵映像でご容赦を。
また変装術に関しましては、近々別の形にてご披露させて頂きます故、その際もどうぞご笑覧下さいませ。
そうそう…
くれぐれも真似など成されぬように火の取り扱いには十分ご注意下さいませ。
今後も隠密隊をどうぞご贔屓に…
伊賀崎道順