保長です。問題なのは、隠密隊の誰を従えるか・・・
暑さが厳しい中にも、たそがれ時の風の涼しさに、秋の近いことを実感するこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
保長です。
先日は、『安芸ひろしま夏の陣』に出陣いたしました。
武将様、お客人の皆様、そして忍者達が、「ひろしまを元気にしよう」と心を一つにし、あつい夏、あつい会場をさらに熱くしました。
これぞ、毛利元就様の「百万一心」。
伊賀惣国一揆の「一味同心」に相通じるところもあり、胸が熱くなりました。
武将様、お客人の皆様と、素晴らしい瞬間を共有できたことを、大変光栄に思います。
この度の貴重な経験を学びとし、忍者隠密隊一同、さらに力を尽くします。
再び、皆様と素敵な時間を共にできることを、楽しみにしております。
さて、皆様は、この夏にやり残していることはありませんか。
私は、ひろしまで、一つだけやり残したことがあります。
それは、ひろしまの忍び衆である、杉原盛重殿、世鬼一族の手引きで、安芸花街を訪れることができなかったことです。
戦国最高の知将、稀代の策略家と称えられる毛利元就様を影で支える忍び衆となれば、きっと、最高の情報を保有しているに違いありません。
大人数では無粋。
そこで問題なのは、隠密隊の誰を従えるか。
正成を従えば、鼻血を出して倒れて面倒であろうし、
正重を従えば、美食に興奮してやかましいであろうし、
小南を従えば、値段相応か分析して興が冷めるであろうし、
木猿を従えば、値切りの交渉をしだすので恥ずかしいし、
かような事で頭を悩ませながら、後ろ髪を引かれる思いで、ひろしまを後にしました。
皆様なら、誰と出掛けたいですか。