正成でございます。『火遁の術』
2016年6月29日 水曜日 by ブログ
正成でございます。
先日は名古屋市瑞穂陸上競技場での演武、初日は雨のぱらつく中、翌日はジリジリと照りつける太陽のもと、援軍に来て下さった方々におかれましては誠にありがとうございました。
そして昨日は名鉄グランドホテル様にて某団体様の貸切にて演武を披露致しました。
今回初お披露目となったのは我が父、半蔵保長の鎖分銅術。小さく畳めば掌に隠すことができ伸ばせば刀を受け止め周り一間の敵を薙ぎ倒す暗器です。
私も負けてはいられないと術の鍛錬を始めました。
『火遁の術』
現代のアニメなどでは口から火を吹いたり火の玉を飛ばしたりと炎そのものを攻撃に使うイメージがありますが、そもそも遁術とは遁走(逃げる)の術。
つまり目的を果たした後に追手を振り切り生きて帰るための術なのです。
動物は本能で火を恐れます。
敵の不意をつき炎で目眩しをし、その隙に逃げるのが本来の火遁の術。
この平成の世では防火管理が徹底されており迂闊には使えない術なのですが、安全に配慮して本物の術をお見せ出来るよう鍛錬を積んでおきますので、お楽しみに。
服部半蔵正成