伊賀崎に御座います。物を学ぶというのは、本来楽しいもので・・・
毎度いきなりご無礼をば伊賀崎に御座います。
先日の28日(土)は某団体様のクローズイベント、29日(日)には名古屋城にて忍務を行って参りました。
特に29日(日)は『なごっちサミット名古屋城ツアー』なる別忍務も頂戴し、幼きお客様に名古屋城をご案内させて頂きました。
元来、私、伊賀崎はあまり人様と話すのが得意ではなく、妙に緊張してしまい、どもったり、話が支離滅裂になったりしてしまいがちで、(今で言うならコミュ障って奴ですかね?)担当させて頂いたお客様には申し訳無い限りでしたが、それでも皆様、楽しげに名古屋城を見学していらっしゃいました。
物を学ぶというのは、本来楽しいもので、常日頃より見落としがちな事を発見出来たり、逆にお客様から学ばせて頂いたりと、とても貴重な体験をさせて頂きました。
この様な形でお客様と接するのも、たまには良いと思いつつ今回限りなのが惜しまれます。
(もしご希望者が多ければ、もしかしたら再び忍務を御下命頂けるかも?)
ただその際は、私伊賀崎更なる修練を積まねばなりませぬな…
古くから日本には言霊信仰と言うのが御座いまして、言葉には力が宿るといった考え方があります。
私が話すのを苦手とする理由として、この言い回しで良いかどうかと考え過ぎる嫌いがあります。
それはもう、おもてなしの時や、この様な日常手記に顕著に現れており、簡潔に理路整然と単文で纏めるのが苦手で御座います。
もしもおもてなしの時にその様な場面がありましたら(あー何か伝えようと頑張ってるんだ)と生暖かい目で見守っていて下さいまし。
会話が苦手で、山で犬猫と戯れながら、花を愛でているのが性にあってはいるのですが、決して人間嫌いと言うわけでもなく「世の中に人の来るこそうるさけれとはいふもののお前ではなし」
ご贔屓様から頂戴するお手紙や励ましのお言葉はとても嬉しく思います。
特にこの様な駄文を楽しみにしておりますなんて言われますれば、張り切らない訳には参りませぬ。
形は違えど、皆様の安息の一時、心のお側に候えればと認め申す。
今後も隠密隊をどうぞご贔屓に…
伊賀崎道順
石碑に大名の刻印が…苦無を使う時に気をつけねば…